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バイクで二人乗りをするときに気をつけるべき『5つのポイント』

免許を取得して3年…。
やっと二人乗りができる年数に達したあなたに、二人乗り(タンデム走行)する際に注意すべき5つのポイントご紹介します。

1.乗るときの服装

二人乗りをする際にまず注意すべきなのは『服装』です。

よく街中で、後ろに乗っている女性がショートパンツやスカートをはいているのを見かけます。
これは絶対に危険なのでやめてください。

男性で半パンで乗っているのもNGです。
事故をしたとき後ろのシートに乗っている人が最初に放り出される形になり、死亡するケースが非常に多いです。
足がズタボロになる前に”ライダース用のパンツ”もしくは”デニム”を履いて乗るようにしてください。

 

2.ヘルメットはフルフェイスかジェットヘルメット

2人乗りをしているときに半ヘルを着用している人を見かけますが、こちらもNGです。
とくに後ろに乗っている方は注意が必要です。

半ヘルだと、事故をした際に耳がそげてなくなるケースがあります。
走行場所にもよりますが”フルフェイス”か”ジェットヘルメット”を着用するようにしてください。

 

3.乗車時の立ちごけ

二人乗りをするときに後ろに乗る人の乗り方が悪く、転倒する場合があります。
とくに慣れている人が後ろに乗るとは限らないので、ライダーさんは地面に足をしっかりとつけ、左右どちらに体重がかかってもいいように気を付けてください。

後ろに乗る方は左から乗車し、右足から右側のステップにあしをかけて体重をかけてのるようにしてください。
左側のステップから足をかけると転倒の恐れがあります。

 

4.制動距離の確保

二人乗りはライダーの体重が2倍になった状態での走行です。
その分、ブレーキをかけるときも制動距離が長くなるので早めのブレーキを心がけましょう。

いつもの間隔でブレーキをかけると、前の車に衝突することになるので注意が必要です。

 

5.交差点での曲がり方

交差点を曲がるときも体重が2倍になっているので、交差点やカーブでバンクした際に”倒れこむスピード”が早くなります。

リアブレーキを上手に使って、転倒しないように心がけましょう。
また、後ろに乗っている方は重心が曲がる方向に乗りすぎないように注意してください。

 

最後に

いかがでしたか?
二人乗りは楽しさが倍になるぶん、危険も倍になります。
楽しいツーリングをするために、この5つのポイントをしっかりと押さえておいてください。