バイクで2人乗りができる免許と条件について
念願のバイク免許….。
『せっかく免許取ったし、彼女をうしろに乗せてツーリングに行こー!!』
なんてワクワクしているあなた。
ちょっと待ってください!!
バイクの免許を取ったからといってすぐに二人乗りできるわけではありません。
教習所の授業で習った内容ですが復習しながら見ていきましょう♪
この記事の目次
2人乗り可能なバイク免許
まず2人乗りが可能な免許ですが、大きく分けて3つです。
- 大型自動二輪
- 普通自動二輪
- 小型二輪
よく勘違いされるのは「原動機付自転車」通称=原付です。
原付はバイクと一般的に言われていますが、あくまでも「自転車」です。
ちょうど自転車とバイクの中間にあたるので「2人乗りはできません!!」
でもなぜ原付はできないのでしょうか?
バイク免許にはいくつか種類があり、排気量によって免許がわけられているからです。
原付免許
原付免許は「排気量=51cc以下」のバイクにのれる免許です。
テストの内容も簡単な「適性検査(張力・視力・身体能力検査)」と「筆記試験」だけなので誰でも簡単に取ることができます。
原付にもMT(ミッション)とAT(オートマチック)がありますが、免許は原付免許で両方乗ることができます。
普通自動2輪(小型限定)・普通自動2輪(小型・AT限定)
普通自動2輪免許・小型限定は「排気量=125cc以下」のバイクにのれる免許です。
免許の名前は普通自動二輪ですが、あくまでも「小型限定」になります。
この小型限定の免許は原付と違い、学科試験と実技試験があるので原付より難易度が少し上がります。
AT限定の場合はAT(オートマ)のみ運転できます。
普通2輪車免許・普通2輪車免許(AT限定)
普通自動2輪免許は「排気量=400cc以下」のバイクにのれる免許です。
原付・小型く比べると操作方法や車重が違うため、さらに難易度高くなります。
学科・実技の時間も長くなり、採点基準も細かい点までチェックされます。
MT免許を受けると最初は少し苦戦するかもしれませんが、操作が慣れればATより楽な部分が見えてきます。
大型2輪車免許・大型2輪車免許(AT限定)
大型自動2輪免許は「すべての排気量のバイク」にのれる免許です。
いわゆる”バイク免許の中では一番すごい免許”ですね。
この免許は18歳以上であればとることができますが、大体は普通自動車免許からのステップアップが多いでしょう。
なぜかというと、車体のボリュームとパワーは大きくなりますが、バイクの操作はほとんど変わらないからです。
何より普通自動2輪免許を持っていると、学科試験と実技試験の免除項目もあるので通過しやすいという利点もあります。
2人乗りはいつからできるの?
実は免許を取ったからといってすぐに「2人乗り」ができるわけではありません。
小型・普通・大型自動二輪を取得後の1年間は2人乗りが禁止されており、違反すると減点と罰金になります。
また、免許取得から3年以上、年齢は20歳を超えていなければ高速道路での走行は禁止されています。
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最後に
免許取得はあくまでもスタートラインです。
初心者の方は二人乗りができるようになるまで、ライディングテクニックをとにかく磨きましょう♪
快適なタンデムツーリング(2人乗り)を目指して頑張ってください!